伐倒練習機(Felling Trainer MTW-01)

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傾斜を作れる 伐倒練習機

「Felling Trainer MTW-01」は、マウンドだけでなく立木も全方向任意の角度で傾斜させられる世界初(特許出願中)の伐倒練習機です。「斜面」「木の重心」「体のバランス」など、様々な「傾き」は伐倒精度を狂わせる要因の一つです。人は「傾き」によって「錯覚」を起こします。「錯覚」は、現場作業から切り離せない難題なのです。

初心者の伐倒精度を高めるためには

錯覚を理解するための練習を何十回も反復することが有効です。しかし、現場で初心者指導に適した立木を多数揃えることは難しく、徹底した反復練習の実施は簡単ではありません。そこで、この伐倒練習機です。Felling Trainer MTW-01を使えば、任意に設定した条件での練習を、安全な管理下で容易に反復することが可能になります。

林業界が抱える問題

林業に新しく携わる人材が年々減少傾向にある中、伐採作業でのケガや死亡災害が多く、離職するケースが増加。

従来の伐倒研修デメリット

研修の多くは傾斜が無い環境でチェーンソーの扱いを学ぶため、傾斜地での水平感覚を身につけることが難しく、研修の際、木材に傾斜をつけることができても、安全性を確保することが難しいのです。伐採した樹木を倒す方向や、そのときの注意点をシミレーションできないので、最低限の技術しか学ぶことができません。

求められる新人の技術向上

樹木の伐倒の際、ケガを防止するには、実際に現場に出る前に、しっかりとした技術や知識を身に着けることが重要です。平地でのチェーンソー実習などで、事前に道具の使い方を覚えていても、実際に山や林の中は、傾斜がきつかったり、さまざまな条件下での作業が必要とされます。これらを平地でシミレーションするのは大変なことです。ベテランであっても、不正確な伐倒をしている人が多いのが現状です。
そこで、伐倒練習機「Felling Trainer MTW-01」が効果を発揮します。土台や木材の傾斜を自由に変えられるので、実際の現場に近い傾斜を再現できます。傾斜がつくことで、チェーンソーの扱い方、樹木を倒す方向など、現場レベルでのテクニックを習得する、習得させるのに役立ちます。

実地に即した傾斜で伐倒

伐倒練習機の特徵

製品仕様

製品名 Felling Trainer MTW-01
マウンド傾斜角 0°〜約25°(8段階)
設置可能丸太直径 10cm〜35cm
設置可能丸太重量 約500kg
  • マウンドが傾斜し斜面を再現
  • 丸太は全方向に傾斜可能で偏心木も再現
  • 砂袋の敷設で、安定した蹴り込みが可能
  • クレーン付き4t車で移動可能

自治体の方へ

未来の林業を支える新人育成、不幸な事故をなくすためにも、伐倒土台を研修に取り入れてはいかがでしょうか。山、森の木のように、太くたくましい人材の育成にお役に立てれば幸いです。

実習ギャラリー

9月29日(金)、岩手県林業技術センターにて伐倒練習機を利用した実習を行いました。

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